日焼けの代償
子供の頃、海やプールに出掛け日焼けをして水着の形がクッキリ残った経験はありませんか?
以前は健康の為に、日に焼けた方がよいという時代もありました。
そして、日焼け止めを塗ることがメイクをしているとみなされ
学校内で日焼け止めを塗ることを禁止している時代もありました。
現在は色々な研究が進み、子供の頃に浴びた紫外線は20歳過ぎたあたりから
シミやシワとしてお肌に現れ始めます。
さらに、その紫外線が原因で皮膚がんの発症率が高くなり、
発症年齢も早くなってしまう事がわかっているそうです。
子供の頃、紫外線を浴びて日焼をした事で、その時は将来美容や健康に
影響があるとは思いませんでしたよね・・・。
『これくらいなら日焼けしても大丈夫!!』 という甘い考えが
将来のシミやシワに繋がり、健康(皮膚がん・白内障等)に悪影響を与える可
能性もあるのです。
私達は紫外線を大量に浴びてしまうと、メラニンが過剰に作られ『シミ』とな
ります。
メラニンを作る能力は遺伝によって決まっていて、
日焼けをして肌が黒くなりやすい人はメラニンを作る能力が高く、
シミを作ってしまう可能性も高くなります。
そして、日焼けをして肌が赤くなるだけで黒くならない人は、
メラニンを作る能力は低いのですが、紫外線の悪影響を受けやすく
遺伝子が修復されにくいので、皮膚がんの大きな原因にもなります。
将来の自分の健康と、美容に悪影響を与える可能性のある日焼け・・・
自分の健康、美容を守る為に
また、周りの大切な人達を守るために自分達で積極的に紫外線対策を行いま
しょう。
“次回予告→ 紫外線の種類!”